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スコポラミン-華岡青洲が麻酔に使った成分-

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【右:チョウセンアサガオ 左:スコポラミンの構造式】
 アルツハイマーに関する論文を読んでいて、スコポラミンをラットに投与、という実験モデルがありました。スコポラミンの投与によって、空間認知障害や記憶障害が生じるそうで。
 作用機構については割愛しますが、このスコポラミン、調べてみるとなかなか面白い物質でした。ハシリドコロベラドンナチョウセンアサガオといった植物に含まれている成分なのですが、チョウセンアサガオと言えば、華岡青洲が麻酔に使った植物です。華岡青洲はよく伝記モノに登場しますが、自分の奥さんに人体実験してまで麻酔を開発した執念の人。
そうして、もうひとつ。女の子を酔わせるのにお酒に目薬を入れればいい、という話を以前聞いたことがありまして、「なぜに目薬?!」とずっと凄く疑問だったのですが、どうやらスコポラミンが関係していました。瞳孔拡大、視神経の緊張緩和といった目的で昔昔の目薬にはスコポラミンが含まれていたのです。スコポラミン、麻酔に使われるような成分ですから、目薬をお酒に煎れて女の子に飲ませれば…なんて話がうまれたのでしょう。 詳しくはこちら
でも、現在の目薬には含まれていないそうですから、いまどきの目薬をお酒にいれても全然ダメですよ。
by kks03 | 2005-07-08 17:49 | 化学物質


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